熱剥離テープ、クールオフテープ、ホットメルト粘着フィルムの違いは何でしょうか?
これらの3つの異なる機能を持つテープ(フィルム)は、その名の通り熱源や温度に関連しており、その応用範囲は非常に多岐にわたります。
熱剝離テープ
常温状態では一般のテープと同様の粘着力を持ち、被着体をしっかりと固定して各工程を進めることができます。工程完了後、85~260°Cに加熱することで粘着力が低下し、被着体を容易に剥がすことが可能です。
クールオフテープ
常温では粘着性がありませんが、一定の温度まで加熱することで粘着力が発生し、被着体を固定して工程を行うことができます。作業終了後は、被着体とテープを室温で冷却するだけで粘着性が消失し、簡単に取り外すことができます。
ホットメルト粘着フィルム
常温では粘着性がなく、主に布地、不織布、合成樹脂材料などの広範囲な貼り合わせに使用されます。熱プレスによって接着剤を融解させ、製品を永久的または一時的に固定します。加熱後の粘着力は安定しており、室温の変化によって大きく変動することはありません。
AI生成イメージ:ホットローラーによるホットメルトフィルムと布地の圧着工程
産業分野への応用
これら3種類のテープ・フィルムは、半導体プロセスの前工程・後工程だけでなく、伝統的な製造業においても幅広く活用されています。
熱剥離およびクールオフテープ: ウェーハダイシング、電子部品の切断、転写などの工程で広く知られています。
ホットメルトフィルム: 伝統的な産業での活用が先行しており、歴史の長い製品ですが、半導体分野においては主に「バックグラインドテープ」などのティーテーピングテープとして多く利用されています。
2026-02-24